利賀川ダムめぐり

庄川のダムは御母衣までまわったので、
次はどうしようか?と思ったのですが、今回は支流にあたる
利賀川のダムを巡ってみました。
毎度文章多いですが、おつきあい願います…
R156から利賀に分かれるR471をひたすら登っていきます。
国道ですがカーブがきついのと、いきなり1車線みたいになったりで危ないので
ゆっくり走ります…。

ちょうど頂上付近につくと、目を引く看板があります。
現在、利賀川には「利賀ダム」という新しいダムを建設中でして
その完成予想図がこうして看板で展示されているのです。
肝心のダムの工事は
まだ、道路までしか出来てませんが…。

頂上から見ると谷底から大きな柱が立っています。
この柱の上に、ダム湖を渡る橋が架かります。柱の右にトンネルが見えますかー?
柱の下の方は全て湖の底になってしまうわけですね。
この谷には、今は豆谷ダムという小さなダムがありまして、
利賀ダムが出来るとこのダムもダム底に沈んでしまいます。。
豆谷ダムに行ってみましょう。
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工事用道路でうまりナビに元の道がなかったりしたのですが
それっぽい道をたどります。

山の上からみえた橋脚がすぐ目の前にあります。
遠くからもよく見えたので近くで見るとすごい大きさです。

ということは、今自分が立ってるところがすっかり沈んでしまうと言うことですね。。
なんだか不思議なかんじです。

工事用の道路をせっせと走ると小さいダム湖が見えてきます。
豆谷ダムはダムの上流側からしか見れません。
ダムのおもて(?)にあたるコンクリートの壁部分はみれないんですね
残念です。

休みなので作業の人もいなく、ウグイスの声だけが聞こえます。

ダムの近くに豆谷隧道とかいうトンネルがありました。旧道のトンネルですかね?
文字も右から読みます。。昭和二十四年十二月…? すごい古い!

工事現場の中なのでこのトンネルも、もう埋まってしまうのですね。
奥はまっくらでユーレイがでそうなので逃げるように帰ります。。

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利賀川の上流にはまだダムがあります。
利賀そばの里があるr34を、上流に進みます。
ダムは山奥の小さな集落にあります。
千束(せんぞく)ダムといいます。

小さな堤体におおきなゲートが1門だけの小さなダムです。
ゲートがひとつだとなんだか一つ目に見えますね?

ダムのすぐ前に橋が架かっているので、このダムは正面から
大きなゲートが見えます。
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利賀川の最上流にはもう一つダムがありまして
水無(みずなし)ダムといいます。
…今思えば千束ダムで引き返しておけば良かったです。。
ここをめざしたのがまずかったです。。
このダムは岐阜県との境にあるダムですが。
道が険しくてそう簡単にたどりつくことが出来ないダムです。
ダムまでの道のゲートはがっちり閉まってました。。

ふとゲートの右を見ると
砂利道ですが通れそうな道があったので入ってみました。
あとでわかったのですが、この道は牛首林道という作業林道だったのです…。
水無ダムにも行けますし進んでいけば白川村まで出ます。

最初はわりとまともだった道もどんどん険しくなってきます…。
雪もまだまだ残ってますし、なんとエンジンの音で落石が!
どろどろの水たまりもあるパリダカラリーみたいな道になってきました!

半分くらい進み、マズイよね…? もう引き返そうかな…?
と思ったところで、道路の真ん中に大きな岩が…
なんだかほっとして、引き返そうかとしたところ…!!

プシュー
やっちゃったー!!
とがった石でしょうか。。
タイヤがパンクしちゃいました。。
パンクした足を引きずりながら、ソロソロと山を下ります…
石が空気のないホイールにあたりひどい音が鳴ります。。
なんとか、舗装道路までおりてきてタイヤを交換です。。

水無ダムには近づけなかったです…
やっぱりこのダムに行くためにはちゃんとした装備で臨まないとダメですね。
なにより無事におりてこれて良かった…。
帰り道、こんな道のあとは怖かったR471も
とても快適な道に感じました…。

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