引き続きダム見学
- 2010年4月21日
なにやら恒例になってまいりました、素人ダム巡りです。
今回は、先週の合口ダムに続き、さらに庄川上流のダムを見てきました。
小牧ダムと祖山ダムです。
小牧ダムはR156線を登り始めると、左側にすぐに見えてきます
戦前に建造された発電用のダムで
関西電力がここから下流にある小牧発電所まで
水力発電用の水を送っています。
たくさんの遺産として登録されている、由緒正しい?ダムで
「土木遺産」「登録有形文化財」「近代化産業遺産」などがありました。
近くにあった説明によると…
「戦前に作られたダムの中で東洋一の高さ79.2mを誇り、
耐震性の基礎を築いた「物部長穂」の設計を、
初めて取り入れた、最新技術を投入したダム」
だったそうですが、なんのことかさっぱりですね…。
おおきな堤体にゲートが17門もあるので、すごい迫力があります。
反対側から、自分の車が右中ほどにあるんですが
大きさわかりますか?
重力ダムですが、ダムがゆるいアーチを描いているので、
並んでるゲートがよく見えます。
この日は2つゲートが開いていました。
なぜかダムの上にはクルミが
祖山ダムに向かいます。
祖山ダムは小牧ダムほど開放されてないので
ダムへの入口もわかりづらいところにあります。
祖山ダム近くにある水車の展示です。
このあとに通る祖山トンネルを
抜けたスノーシェードとの間が入口です。
わかりにくいので、周りをうろうろしました。。
なんとこんなとこから入ります。。
ダムは奥に主堤体、手前に副堤体、と
コンクリートの部分が、分かれている形をしていて、
真ん中に山が挟まれています。
副堤体の上は、人が通れ奥まで行くことが出来ます。
副堤体の上にはゲートはありませんが、
昔、なにか設備があったのか複雑な形をしていました。
副堤体をわたると真ん中の山に着きます。
ここから山を回り込むと本体に行けます。
山のうえに登れそうな、気になる階段があるので
登ってみました。
階段は急な上、木が倒れていてなかなか大変でした。
階段の上には、殉職者の慰霊碑が立っていました…。
たくさんの方が亡くなったのですね…。
手を合わせてあとにしました。
山を下りて主堤体に向かいます。
主堤体には12門ゲートがありますが、
ゲート上には許可がないと入れないみたいです。
管理事務所、アスベスト注意とあります…
山の裏側です。ダムに浮かぶ浮きを巻き取る装置?
みたいなのがありました。
この浮きでゴミを集めています。
だんだん家から遠くなってきましたが、
いつまで続くでしょうかねー。