医王ダムに行ってきました

今回は石川県のダムを見に行きました!
といっても富山との県境にあるので
家から近いところでしたが…

福光町から、県道27号から山に向かい走らせます。
途中、法林寺温泉などがある道になります。
ちょっとマイナーですね…。

ちょうど山に入ったところで、なにやら気になる土手が…
もしかして、と見に行くと…

おお!これはダムですね!?
小さいので正確にはため池なのですが
つつじヶ池という名前の池だそうです。
アースダムみたいですね、斜面は草がしげっています。

ちいさいけどちゃんとした洪水吐もあります!
下に回ってみましょう。

下の用水路ではバルブが水を噴き出していました。
草に覆われてますけど上の洪水吐がここにつながっていました。
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…寄り道しましたが医王ダムにむかいます。
医王トンネルをくぐり石川県に入りしばらくすると…

突然道が狭くなりました!
2車線にするために工事中だそうです。
いきなり山奥の細い道になったところを
スポーツカーや高級車が通ったりしてるので
すれ違うときぶつからないかヒヤヒヤしました…。

やっと抜けたところで左側にダムへの道があります。
このモニュメントが目印です。
ロックフィルの断面図みたいですね。

医王ダムは高さ58mのロックフィルダムです。
大きな洪水吐からは河川維持のためか
チョロチョロと水が流れています。

このダムは補助治水ダムと言いまして、
町の洪水の被害をなくすのが主な仕事です。
そのため、この形式のダムは
治水以外は発電もなにも行わないダムもあります。

ダムの水面は低いです。大雨が起こったときなどは
あの橋の赤い部分まで水がくるんですね。

…実はあとから知ったのですが、このダムの近くで
あのスーツケースに首のない遺体の事件が起こったそうです。。
どおりで、きれいなダムの割には人が全然いなかったのですね。。
まさか、ダムの底に頭が沈んでるなんてないですよね。。
なんだか怖くなってきました。。。

洪水吐の内側、水はかなり低いです。
水につかる?部分にも草が生えてます。


水は洪水吐の外側、奥のこの穴から出ています
このような洪水吐から水が流れる様子は臼中ダム以来に見ました。

上から、下にはゲート管理室があります。
斜面は結構急ですね。

天頂は徒歩でなら通れます。クルミのカラがいろいろなところに落ちてました。
サルとかでしょうか?

こんな休憩できるところもありますが、やっぱり人はいませんでした。。

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…時間があったので、富山に戻り、桜ヶ池に行ってきました。

桜ヶ池は池と呼ばれてますが、実は小さなアースダムです、
周りには桜ヶ池クアガーデンを始め施設や遊具が豊富な憩いの場になっています。

湖にはボートに乗った人、
堤体下は遊具があり、子供連れの家族でにぎわっています。

スケボーやフリークライミング施設もにぎわってましたよ。

ダムというと、ひとけが無いので悪いニュースの舞台になることが多いですが
桜ヶ池のように市民に愛されるダムもあるんですよ!
…とキレイにまとめてみましたがいかがでしょうか…?
でも、桜ヶ池をダムとして見に来る人は
あんまりいないんでしょうけど…。

子撫川ダム 五位ダムに行ってきました

今回は 小矢部川支流、子撫川にあるダム
子撫川ダムと五位ダムを見学してきました。
子撫川ダムは宮島峡を登っていくと見えてきます。
天気も良く、緑がまぶしいです。


途中には滝乃荘、一の滝や二の滝、カメ穴など
見どころはたくさんあります。
カメ穴は上の写真右下の岩の、水によって削られて出来る穴のことです。
珍しいらしいです。ふーん…
…と、そうこうしてる間にダムに到着。

この日は、業者さんが道路脇の草取りをしていたのでにぎやかでした。
みなさん暑いのにおつかれさまでした。道がきれいで通りやすかったです。

子撫川ダムはロックフィルダムです。大きさは45mとそれほど高くないですが
ロックフィルダム特有の、広い斜面でけっこう大きなダムに見えました。
御母衣ダムの斜面の岩に比べると、小な黒い岩で作られています。
形式は同じでも全く同じ形をしたダムが無いところが、
ダム巡りのおもしろいところですね!

ダムの断面図がのっている看板です。
このダムは「傾斜遮水壁型ロックフィルダム」といって…ムズカシイ名前ですが
字のごとく、水を遮る壁、ダム中心の水を遮るコア部分の壁が
傾斜しているというダムです。
…といっても、外から見ても中がどうなっているかなんてわかりませんが…。
地質の良い部分がダム中心から離れてるなどの理由で使われるそうです。
あまり無い珍しい形式だそうです。

天頂は歩いてわたれます。

縦長のゲートが大きい!

このへんな形のは洪水吐です。
水が増水するとここに流れ込みます。

かなり深いです。落ちたら病院に行けます。
自分の影が底に見えますか?

下から撮影。ゲートは2つあります。
洪水吐と兼用してます。

子撫川ダムの周辺にはルーブル美術館のビーナスの彫刻が飾られてます。
ダム上の広場にあるのはすぐ見つかります。
他にもいろんなところにありました。
で、調べたところ、コチラによるとなんと12体もあるみたいです…

…ちょっとえっちな銅像なので、ささっと撮っていきましょう(汗 
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五位ダムにむかいます。
子撫川ダムの山をそのまま福岡町に抜けていきます。
すると、山の中にミロのビーナスが!
…こ、これはこれでいいとは思いますが
最初見たときは驚きました。。

五位ダムに到着です。
斜面には芝生が植えられてます。最初アースダムかと思いました。
斜面には「夢 の 水 五 位 ダ ム」 とプレートがあります。

五位ダムも子撫川ダムと同じロックフィルダムです。
ですがこちらは傾斜○○な感じのではない普通のロックフィルダムです。

こちらが断面図ですが、中心にコアになる粘土の層があります。
つまり「中央遮水壁型ロックフィルダム」です。
…専門用語ですいません。

高さは57mなので子撫川ダムよりちょっとだけ大きいですね。
湖はとても広く静かです。ひかりで水面がキラキラしています、
奥に五位山大橋がみえます。

ダムの上は広いですが車は入れません。
徒歩で向こうまで行きます。
子撫川ダムもですが、広いダムなので歩いて散策するのは疲れますね。。

洪水吐です。ながーい滑り台のように水が流れていきます。


ダムの下の河口にはコイが泳いでました。
観賞用のコイだそうですが
大雨で水が流れてきたら、コイさんはどうなるのでしょうね??

境川ダムにいってきました。

先週もなんですが、週末になると、なぜか天気が悪くなるのが悲しいですが
今回は桂湖にある境川ダムを見てきました!

以前行ったとき閉まっていたゲートは開いてました。これでダムまで行けます。
もし閉まってたらどうしようかと思いましたが、ひと安心です。
曇りだったので、ダムへの道あまり車が通りません
そのおかげで道のフチに車を止め、遠くからのダムを
カメラに納めることが出来ました。
ダムの上に小さな小屋がみえますね。

境川ダムは高さ115mの重力式ダムです。
高さは黒部ダムの186m、有峰ダムの140mに続き、富山県では第3位の高さです。
深い谷に白いシンプルな形が美しいダムです。
ゲートはなく、自然越流式の洪水吐きゲートが2つ見えます。
自然越流式ゲートとは機械などでゲートを開閉せず
水がゲートの高さまで上がるとゲートを乗り越えて流れ出る
というしくみです。

近くでもう一枚。
流れ出た水はダム下にある減勢工という池で水の勢いが押さえられ
少しづつ川へ流れていきます。
そのまんま水を流すと川底や堤防が
削られて景観を壊してしまうためですね。

遠くから見ても大きかったので、やっぱり近くで見ても大きいです。
やっぱり大きなダムは迫力が違いますねー!
ダム説明用の案内板がありました。手前のボタンを押すと
なんとこの方しゃべり出しました…。
自分、ひとりだったので丁寧に語られているのが
なんだか申し訳ない気持ちになりました…。

先週行った和田川と同じで、県営ダムなので、ダムの上にも
立ち入ることが出来ます。
反対側までスゴイ長さです!


左右のてすり部分には五箇山や白川村の自然などを
紹介するプレートがつけられています。
ダムの上に見えた小屋のようなものは近くで見ると
こんなに高い建物でした。
どうやら取水用のゲートみたいです。

ダムのちょうど真ん中に、富山県と岐阜県の県境があります。
このようにプレートがついてまして、
「ハイ、富山ー」「ハイ、岐阜ー」といったことができます。
…やりましたが、ひとりでやってるとなんだかおマヌケですね。。
ダムの上から下を見下ろしてみます。

いやー!すごいけど、おっかないです。。

湖はとても静かでした。山の上に雲がかかってかすんでます。
湖に架かっているのは開津橋です。アーチがきれいです。
橋の向こうはキャンプ場です。

天気が悪いので人はいないんだろうなと思いましたが、
山菜とりや、キャンプに来ている人もいました。

キャンプ場にはビジターセンターという
桂湖周辺やダムの説明をしている施設がありました。
なかはうす暗かったのですが、周辺の生き物やダム工事の時の写真など
展示物はおもしろかったです。
剥製が見どころですかね?

今回は曇りの訪問でしたけど
このダムはぜひ晴れてるときにまた訪問したいです!
一度ではとても全部見切れないほど広かったです。

和田川ダムに行ってきました

前回、ちょっと無理をしちゃったので…
今回はおとなしく近間のダムを見学しました。
今回は和田川ダムです。
庄川の支流、和田川にある小さなダムです。

砺波市街地からすぐに行くことが出来る、町に近いところにあります。
周りには増山城跡、運動公園やキャンプ場もあり、
ちょっと郊外の憩いの場所みたいなところです。
ダム本体です。庄川の上にあるダムに比べると、
小さいので迫力はありませんね。。

このダムは県営のダムで、庄川系のダムの中でも珍しい
多目的用途のダムになります。
発電から、洪水調節、かんがい、工業用水、水道水など、
様々な用途に使われています。
ちいさいのに働き者です。

ダムの上は渡ることができ、増山城跡まで行くことが出来ます。

増山城跡までの山道がありますが、今日は上までは登りませんでした…。
ここもいつか詳しく見てみたいですね。

かわりに増山城のリーフレットを入手しました。
なんと!こんなところにきれいなパンフレットが入っています。

結構しっかり作ってあったので、
気になる方は是非行って実物を見てみて下さい。
ゲートの写真です。クレストゲートといって
ダムの最上部に付けられるゲートのことを総称していいます。
大雨などで湖の水が急激に上がったとき、
開閉し大量の水を排出します。

通常は発電など他の用途に水が使われているので、
水を流す必要が無いときは閉まっています。
ゲートの先も水が流れてないですね。

湖の写真です。左奥に赤い増山大橋がかかっています。


水道水も供給してる湖ですが、いかんせんゴミが多いような気が…
やっぱり町が近くだとゴミも多く流れ着くのですね。。
ダムの下にある発電所です。
発電に使った水が渦を巻きながら流れていってました。

町も近く、集落のそばのダムなのですが、とても静かなところでした。
おちついて散歩をするには、アクセスもしやすいので、
ちょうどいいところかなと思いました。
…あんな山奥じゃないですし。
富山県側の庄川のダムは支流を含めて、
あとは境川ダムのみになりました。
桂湖はきれいと言うので、ワクワクしてます♪

利賀川ダムめぐり

庄川のダムは御母衣までまわったので、
次はどうしようか?と思ったのですが、今回は支流にあたる
利賀川のダムを巡ってみました。
毎度文章多いですが、おつきあい願います…
R156から利賀に分かれるR471をひたすら登っていきます。
国道ですがカーブがきついのと、いきなり1車線みたいになったりで危ないので
ゆっくり走ります…。

ちょうど頂上付近につくと、目を引く看板があります。
現在、利賀川には「利賀ダム」という新しいダムを建設中でして
その完成予想図がこうして看板で展示されているのです。
肝心のダムの工事は
まだ、道路までしか出来てませんが…。

頂上から見ると谷底から大きな柱が立っています。
この柱の上に、ダム湖を渡る橋が架かります。柱の右にトンネルが見えますかー?
柱の下の方は全て湖の底になってしまうわけですね。
この谷には、今は豆谷ダムという小さなダムがありまして、
利賀ダムが出来るとこのダムもダム底に沈んでしまいます。。
豆谷ダムに行ってみましょう。
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工事用道路でうまりナビに元の道がなかったりしたのですが
それっぽい道をたどります。

山の上からみえた橋脚がすぐ目の前にあります。
遠くからもよく見えたので近くで見るとすごい大きさです。

ということは、今自分が立ってるところがすっかり沈んでしまうと言うことですね。。
なんだか不思議なかんじです。

工事用の道路をせっせと走ると小さいダム湖が見えてきます。
豆谷ダムはダムの上流側からしか見れません。
ダムのおもて(?)にあたるコンクリートの壁部分はみれないんですね
残念です。

休みなので作業の人もいなく、ウグイスの声だけが聞こえます。

ダムの近くに豆谷隧道とかいうトンネルがありました。旧道のトンネルですかね?
文字も右から読みます。。昭和二十四年十二月…? すごい古い!

工事現場の中なのでこのトンネルも、もう埋まってしまうのですね。
奥はまっくらでユーレイがでそうなので逃げるように帰ります。。

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利賀川の上流にはまだダムがあります。
利賀そばの里があるr34を、上流に進みます。
ダムは山奥の小さな集落にあります。
千束(せんぞく)ダムといいます。

小さな堤体におおきなゲートが1門だけの小さなダムです。
ゲートがひとつだとなんだか一つ目に見えますね?

ダムのすぐ前に橋が架かっているので、このダムは正面から
大きなゲートが見えます。
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利賀川の最上流にはもう一つダムがありまして
水無(みずなし)ダムといいます。
…今思えば千束ダムで引き返しておけば良かったです。。
ここをめざしたのがまずかったです。。
このダムは岐阜県との境にあるダムですが。
道が険しくてそう簡単にたどりつくことが出来ないダムです。
ダムまでの道のゲートはがっちり閉まってました。。

ふとゲートの右を見ると
砂利道ですが通れそうな道があったので入ってみました。
あとでわかったのですが、この道は牛首林道という作業林道だったのです…。
水無ダムにも行けますし進んでいけば白川村まで出ます。

最初はわりとまともだった道もどんどん険しくなってきます…。
雪もまだまだ残ってますし、なんとエンジンの音で落石が!
どろどろの水たまりもあるパリダカラリーみたいな道になってきました!

半分くらい進み、マズイよね…? もう引き返そうかな…?
と思ったところで、道路の真ん中に大きな岩が…
なんだかほっとして、引き返そうかとしたところ…!!

プシュー
やっちゃったー!!
とがった石でしょうか。。
タイヤがパンクしちゃいました。。
パンクした足を引きずりながら、ソロソロと山を下ります…
石が空気のないホイールにあたりひどい音が鳴ります。。
なんとか、舗装道路までおりてきてタイヤを交換です。。

水無ダムには近づけなかったです…
やっぱりこのダムに行くためにはちゃんとした装備で臨まないとダメですね。
なにより無事におりてこれて良かった…。
帰り道、こんな道のあとは怖かったR471も
とても快適な道に感じました…。

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